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第881回 YRS HOME リニューアル

ユイレーシングスクールが26年間運用してきた Webサイト をリニューアルしました。

あわせて、これまでルノー・ジャポンの公式ブログだった トム ヨシダ ブログをYRS BLOG として継続することになりました。



第880回 来年のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクール


来年のYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールに向けて鈴鹿サーキットにレーシングコース借用の申請をしていましたが、2026年4月27日(月)の9:00~10:00と11:30~12:30を押さえてくれました。関東以東からの参加する方が多いので日曜日に前泊すれば月曜日中に帰宅できるように、毎年担当者に無理を聞いてもらっています。サーキットを走ったことのないYRS卒業生にもモータースポーツの聖地を一度走ってもらいたくて始めた鈴鹿サーキットドライビングスクール。来年で14回目を数えます。

YRS鈴鹿サーキットドライビングスクールはユイレーシングスクール主宰のいずれかのスクールに参加されたことのある方を対象に開催しています。またレース日程の変更などにより予定が変わる可能性があるとのことで確定は年明けになることをご了承下さい。

・トム ヨシダ ブログ
第851回 YRS鈴鹿サーキットドライビングスクール
第852回 ルノー仲間@鈴鹿サーキットレーシングコース

第879回 YRSメールマガジン 創刊第1号 1999年9月1日発行

今から26年前。当時はカリフォルニア州ファウンテンバレーに住んでいて、日本でドライビングスクールを始めることができないか模索していました。「クルマの楽しみ推進委員会」という名のパソコン通信などで情報を集めていた時期です。

1979年9月にアメリカに渡ってから100回も日本を訪れる機会があったので日本のモータースポーツやスポーツドライビングの実体は把握していました。個人的には敷居が高く、門戸が閉ざされているという印象でした(今もあまり変わっていませんが)。一言で説明するのは難しいのですが、クルマ好きとして常識的な生活をしてては経験できないことをたくさんこなしてきました。自分の人生の集大成として、クルマ社会への恩返しの意味でドライビングスクールを日本で開校できないか模索していました。

そして。情報を集めるだけでなくこちらからも情報を発信しようメールマガジンの発行を思いついたのです。とにかくサーキットを走るにあたって「奥まで突っ込めば速く走れる」、「足は固めなければサーキットは走れない」など、蔓延している危うい風潮を払拭するのが自分の役割だと信じていました。

最近トム ヨシダのブログをユイレーシングスクールに転移するにあたり資料を調べていると、1999年9月1日に発行したユイレーシングスクールのメールマガジン、”Go Circuit”の創刊第1号のデータが出てきました。

読み返して、四半世紀以上にわたりよくブレずに続けてきたものだと自画自賛。興味のある方はユイレーシングスクールの第1歩に目を通してみませんか。
トム ヨシダ


pdfファイルでお読みになりたい方は、yrs-info@avoc.com までメールでご連絡下さい。ファイルを添付して折り返します。


第878回 IさんのトゥインゴGT

※ 本稿は2021年4月にしたためてあったのだけど、ルノー・ジャポンの公式ブログでは改造車を扱わないでと言われてお蔵入り。ユイレーシングスクールは正しい方向への改造は否定しないので、Iさんの力作を見てもらうことにしました。

233回 430回 に登場してくれたIさんが愛車のトゥインゴGTを駆ってYRSオーバルレースに参加してくれた。申込みフォームのコメント欄に「・タイヤを前後同じサイズ(205/50/15)に変更、・ホイールを17→15にインチダウン(エンケイ)この変更の感触を確認したい」とあったので調べてみると、オリジナルのトゥインゴGTのタイヤは前が185/45R17で後ろが 205/40R17、17インチホイールは前が6Jでリアが7J。    さて、さて。

573-1 ノーマルより2センチ太い前輪の感触を確かめているであろうIさん

573-2 ホイールを15インチに変更してタイヤの外周を合わせたから
タイヤの扁平率がフロント45%から50%にリアが40%から50%に
タイヤが厚くなった

573-3 ノーマルのフロントホイールは17インチの6Jでインセットが39㎜
変更して前後同サイズになったエンケイRC-T5は15インチの6.5Jでインセットが45㎜
 
このエンケイラリー用ホイールのうちターマック用のRCシリーズは
ボクがエンケイ商品開発室長をしていた時にリリースしたもの
軽量化を図りながらリムずれを防ぐためのローレット加工を追加するなど
技術部に在籍していた薄さんと藤原さんの奮闘のたまもの

573-4 ノーマルのリアホイールは17インチの7Jでインセットが40㎜
幅が狭くなりインセットの大きなエンケイRC-T5をリアに履かせるとかなり奥に入るので
18㎜のホイールスペーサーが追加したとか

573-5 デキャルやペイントやトーイングフックなど
Iさんオリジナルの顔を持つトゥインゴGT

573-6 なんでもノーマルだと片側のみトリコロールカラーが施されていたそうで
左右対称にしたかったのでIさん自身で塗ったとか
デキャルも全てIさんの手作り

573-7 トゥインゴGTで初めてYRSオーバルレースに参加したIさん
珍しいトゥインゴGTとあって
他のYRSオーバルレース参加者も興味津々で覗き込む

573-8 YRSオーバルレース後に届いたメールには
 
白いホイールは汚れやすいので
フロントのブレーキパットを低ダストタイプのディグセルMタイプに変更しています
オーバルでロードスターに全くついていけなかったのが残念です
自分の手足とトゥインゴを少しチューニングしてまた遊びに行きます
 
とあった

ホイールとタイヤを変えてIさんはどんな印象を持ったのだろうか。

ボクも乗せてもらった。IさんのノーマルトゥインゴGTに同乗走行した時の記憶があいまいで明確な比較にはならないけれど、15インチ仕様トゥインゴGTの感触はというと。
・フロントのキャパシティが上がったと言うか、何をやってもフロントが破綻しないような気がすると言うか、逆の言い方をすれば、細いタイヤの時はフロントが荷重、抜重に対してもっとはっきりと反応していたような。もっとも、フロントタイヤが厚くなっているので、一概にタイヤトレッドが広くなったのが原因とは特定しにくいけれど。
・前輪が太くなって走行抵抗が増えたから加速が鈍るかなと思っていたけど、床まで踏むとたぶんこのくらいだったよな、と感じるぐらい0.9リッターターボエンジンとは思えないほどの加速。加速時にリアに荷重がかかりやすいRRの恩恵か。
・Iさんには話しておいたけど、機会があったら前輪はノーマルの細いタイヤのままで後輪に扁平率の大きい15インチタイヤを履いて比較してみては、と。ぜひやってみてほしい。個人的に興味大。

Iさん また遊びに来て下さい。

第877回 引っ越し

2010年11月17日の第1回からまる15年。870余回の更新を誇るルノー・ジャポンの公式ブログであるトム ヨシダブログ。

ルノー・ジャポンの広報から好きなことを書いて構いませんと言われ、気の向くままに好きなクルマのこと、好きな運転のこと、好きな食べ物のことなど書き散らかしてきました。

長期にわたりお借りしたルノーの歴代RSモデルをとことん味わいつくし、スクールカーとして参加者に体験してもらうこともできました。このブログを読んでRSモデルを購入した方は新車中古車合わせて20名を下りません。ボクが終の相棒に選んだルーテシア3RSが生き生きと走る様を見るのは幸せでした。ルーテシア3RS、ルーテシア4RS、メガーヌ3RS、メガーヌ4RS、トロフィーR。購入された方がユイレーシングスクールに足を運んでくださったのは望外の喜びでした。


元はと言えばルーテシア3RSにひと目惚れしたのがきっかけで始まったこのブログですが、このたびルノー・ジャポンがブログがのっている古いプラットフォームを更新しないことを決めました。なのでこの第877回をルノー・ジャポンの公式ブログとしての最終回としてひと区切りつけることにしました。

しかしながら15年870余回というのは簡単に括れるモノではありません。ブログに登場した方々の思いが込められています。ボクが主宰するユイレーシングスクールの主張も願いも込められています。クルマ、運転、食べ物、季節。とにかく守備範囲の広いブログに育ちました。書いてきた自分自身も将来読み返してみたいと思うはずです。なのでルノー・ジャポンの公式ブログの内容をそのままユイレーシングスクールのブログに移転して、これからもトムヨシダのブログを書き続けることにしました。

・ ユイレーシングスクールのブログに名前を変えたトムヨシダのブログはこちらでお読みになれます。

また現在ユイレーシングスクールのWebサイトの見直しも行っています。年内にはお披露目できるはずです。これからもユイレーシングスクールとトムヨシダのブログをよろしくお願いします。


第876回 ポルシェクラブ東京銀座ドライビングレッスン

数えて15回目のポルシェクラブ東京銀座ドライビングレッスンを富士スピードウエイショートコースで開催しました。2026年も3回開催の予定です。



第875回 2026年ユイレーシングスクール日程


来年のドライビングスクールの日程のうち確定しているものをお知らせします。

1月31日(土) YRSオーバルスクールFSWロング
2月28日(土) ポルシェクラブ東京銀座ドライビングレッスンFSW
3月1日(日) YRSオーバルレースFSW
3月28日(土) YRSツーデースクールFSW1日目
3月29日(日) YRSツーデースクールFSW2日目

3月5日(木) YRS+エンジンドライビングレッスン
5月28日(木) YRS+エンジンドライビングレッスン
10月8日(木) YRS+エンジンドライビングレッスン

6月11日(木) YRS筑波サーキットドライビングスクール
7月23日(木) YRS筑波サーキットドライビングスクール

各ドライビングスクールの詳細および参加申込み受け付け開始は年明けを予定しています。


第874回 輪荷重

エンジンドライビングレッスンにはコペンGR MTで何度も参加されているAさん。先日のYRSツーデースクールFSWにAさん秘蔵のケーターハム480Sでユイレーシングスクール初参加。240馬力/525Kg、2.19kg/ps、パワーステアリング無し、ブレーキアシスト無しの速く走るためだけに作られたクルマ。シリーズ最速のクルマ。運転を楽しむためだけに所有しているというから羨ましい。

YRSツーデースクールFSWの1日目午前中は、スラロームとビッグブレーキとスモールブレーキの練習。AさんはYRSのカリキュラム初体験だから説明を兼ねてというのもあるけど、個人的に大いに興味をそそられたので1日目のデモランで乗せてもらった。

874-1 重ステと格闘しながらのデモランで前輪の動きがよくわかったと評判に

スラロームは重ステと格闘するも、姿勢変化をほとんどしない割りにしっかり荷重移動を感じられる前ダブルウィッシュボーン後ドディオンアクスルのサスペンションに助けられて悪い例と良い例の差を見せることができた。
切り替えしを連続させて逆ロールを起こさせるとロードホールディングが低下する。結果、速く走ろうとするとパイロンから遠ざかってしまう。忙しいけれどパイロンを回り込みながら直線的にスロットルオン➜スロットルオフ➜前荷重の状態でステアリングを回し➜ステアリングを戻して加速➜加速をやめて➜ターンインを繰り返すのが秘訣。

874-2 左前タイヤだけがスモークを上げた理由を参加者に説明

3速全開100キロからのビッグブレーキ。これも悪い例と良い例を目撃してもらうのが目的だけど、ここで望外の挙動を参加者の方にお見せすることができた。その時の画像がないのが残念だけど、想像しながら読んでほしい。

輪荷重という言葉がある。クルマは4本のタイヤで車重を支えている。1本のタイヤにかかる荷重のことを輪荷重と言う。走行中に姿勢変化を起こすクルマの重心は常に移動するから4本のタイヤの輪荷重が刻々と変化している。例えば速度を落としつつ旋回しているクルマの輪荷重は4本どれも異なる。当然アウト側前輪の輪荷重が最大だ。走行中のクルマの4本のタイヤのグリップが均一であることはない。荷重の減少はタイヤのグリップに大きくスポイルするから、クルマの性能を発揮させるためには輪荷重を小さくはしたくない。

3速全開からブレーキペダルを蹴飛ばす。重い。ややあって前輪がロックする。煙があがった。左前輪からだけだ。実はロックしているのは左前輪だけだった。同じ制動力が左右前輪に働いているはずなのに、なぜ右前輪はロックしないのか。

答えはFSWの広大な駐車場の路面にある。よく観察しないとわからないけれど、駐車場は微妙に傾斜している。ビッグブレーキの加速区間はほぼ平坦だけど、ブレーキングポイントから先はわずかに下っている。さらに、歩いても気が付かないほどブレーキング区間が左にむかって傾斜している。

そう。ブレーキペダルを蹴飛ばして左右前輪がロックするほどの制動力が発生した直前、左前輪は右前輪に比べて低い位置にあった。自ずと左前輪の接地圧は右前輪のそれより小さかった。すなわち制動力が立ち上がった時点で左前輪の輪荷重が右前輪に比べて小さかった=左前輪のグリップが右前輪のそれより小さかったのと同じだ。だから左前輪だけロックした、ということだ。

ブレーキペダルを蹴飛ばす悪い例を見せた後、トランジッションを多めにとって踏力を漸進的に増やすスレッショルドブレーキングに移る。テイルスクワットもノーズダイブもしないから重心の移動がつかみにくいが、自分の中で重心が追い越していくのを感じてブレーキペダルに力を加え続ける。ブレーキペダルを蹴飛ばした時には左前輪がロックした瞬間に減速Gが減ったのを感じたけれど、今度は踏力を増やすのに比例して減速Gも増加する。制動距離は短くなり、体感的にはマイナス1G近くの減速Gが発生したいた感じだった。後輪の輪荷重を減らさずに前輪の輪荷重を増やし続けた結果だ。

走行中のクルマの姿勢変化に伴う荷重移動。それぞれのタイヤにかかる輪荷重を意識するとクルマの性能を引っ張り出しやすいかも知れない。

874-3 オーナーのAさんがここぞとばかりにスロットルを踏み抜く

※ 参加すれば実りの多いYRSツーデースクールFSW。申請中の日程が承認されれば2026年春の開催は3月28、29日(土日)になるはず。決定次第お知らせしたい。


第873回 記憶のかなたの9

1979年9月。1ドルが230円と円安の中。無謀にもなんのつてもないアメリカに渡った。異国の地の生活はそれはそれは大変だったけど、アメリカのモータースポーツを見て肌で感じ味わうたびに、アメリカに来たことが大正解だったことをかみしめる毎日を送ることができた。

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アメリカでの思い出はそれこそ語りつくせないけれど、記録が残っているアメリカンモータースポーツシーンを紹介したい。

第273回 遠い昔の思い出 1 (2018/1/19) CG1993年9月号 人にやさしいモンスター/トヨタスタジアムトラック試乗
第274回 遠い昔の思い出 2 (2018/1/17) CG1994年3月号 グラスルーツのNASCARストックカーに乗る
第325回 遠い昔の思い出 3 (2018/11/12) CG1993年12月号 最後のスポーツプロトタイプに乗る/AAR Eagle MkⅢ 試乗
第740回 遠い昔の思い出 4 (2023/8/19) CG1994年10月号 280Km/hのコーナリングにしびれる
第793回 遠い昔の思い出 5 (2024/6/12) CG1994年2月号 オーバルトラックのグラスルーツ/ミヂェットカー体験試乗記


第872回 YRSツーデースクールFSW

ジムラッセルレーシングスクールの3日間初級コースにあやかって複数日のドライビングスクールをと、2006年に始めたYRSツーデースクールFSW。今回が37回目。西は四国の高松、東は郡山、北は小諸市からクルマ好き28名が集合。

872-6 参加したクルマも多種多様

1日目は広大な駐車場でイーブンスロットルとトレイルブレーキングをマスターするためにスラローム、ビッグブレーキ、スモールブレーキ、オーバル走行の練習。

872-8 オーバルコースを速く走るとクルマの動きがわかります

872-9 2日目はコースを歩くことから始まります

ショートコースの走行は短いセッションの繰り返し。セッションの最後でベストラップを刻み操作を身体にしみ込ませます。
ショートコースをいちばん走ったのは豊橋からのOさんで129周でした。参加者全員が計測ラップだけで2754周走ってスピン3回が残念。スピンゼロの回が多かったのに。

872-1 このブログ用にルノー乗りだけの記念撮影

左からワタクシ、スタッフY、スタッフF、Hさん、Iさん、Oさんとパートナー、Fさん、Tさんご夫婦
ワタクシのメガーヌ4RSウルティムとスタッフFの青ルーテシア3RSとスタッフYの銀ルーテシア3RSが混じってます

872-2 常滑市からルーテシア3RSのFさん

872-3 伊那市からメガーヌ3RSのOさんとパートナー

872-4S 鋸南町からメガーヌ3RSのHさん

872-5 鈴鹿市からメガーヌ4RSのTさんご夫婦

872-7 高知市からメガーヌ4RSウルティムのIさん


スクールではサーキットを走る時にウォームアップから始め徐々にペースを上げ最後にベストタイムを刻むように走ると、操作が身体に馴染み再現性のある運転ができるとアドバイスします。
今回、午前1回と午後2回の計測セッションがありましたが、最後の計測セッションで他の人が30~40周以上走り込んでいるのをサインボックスから観察するだけで自身は走らなかったEさん。最後におもむろに走り出して11周。全参加者のベストラップを最終周で記録。Eさんの作戦が功を奏したようです。

872-10 ストレートを駆け下る小諸市からアルファロメオ4CのEさん